(注意:この小文には少しエッチ(?)なこともかいてあるので、
真面目な方は読んではいけません。)

藤沢秀行先生と米長邦雄先生の対談「勝負の極北」
が出ました。

私はこの本については文藝春秋誌に連載の米長先生の名エッセイ
に宣伝が載っていたので早くからその存在を知っていたのですが、
残念ながらそのエッセイには書名が書かれていませんでした。
本屋で、「御饅子の話の載っている米長先生と藤沢先生の対談の本」
として注文するわけにもいきません。
先日京都に立ち寄った時にやっと見つけ出すことができました。

内容は申すまでもなく、出色の出来栄え。
米長先生の話している部分だけ、あるいは秀行先生の話している部分だけを
抜きだして読むと、御二人の違いが鮮明に出て、また面白いと思います。

このページを読んでるあなたにもぜひこの対談集をお勧めしたいのですが、
「副作用」には十分注意してください。
私は気づかずにちょっと毒気にあたって、京都ではおのじを連発してしまいました。
当分は高知でじっとしていなければなりますまい。


Last modified: Sun Mar 30 1997