今日のテーマ:
以下 は素数であるとし、
(
は正の整数)であるとする。
方程式系
個の変数
に関する
係数の多項式
が与えられているとき、
方程式系
![]() |
||
![]() |
||
![]() |
||
![]() |
||
![]() |
||
![]() |
での
の解の全体を
で書き表す。
上の定義は幾分わかりにくいかも知れない。この式の は
実は結果を有理式にするための工夫である。
いま、
となるような行列
が
存在したとするならば、
![]() |
||
![]() |
![]() |
|
![]() |
![]() |
|
![]() |
![]() |
と行列式表示ができる。このような があるかどうか、
その固有値はどのようなものであるか、が面白い所であるが、本講義では
さすがにそこまでは踏み込めない。