今日のテーマ
一般に、有限群 の部分群 が与えられたとき、 の位数は の位数の約数であった。(ラグランジュの定理)
この逆は正しくない。つまり、 の位数の約数が与えられても、 の部分群で、ちょうどその位数の ものがあるとは、一般には限らない。しかし、特殊な場合に限っては 大丈夫なことがある。