をみたす
(解答)
と置けば良い。 実際、このとき、
とすると
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(あ) | |
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(い) |
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(う) |
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||
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をみたす
(解答)
とおけばよい。 実際、このとき、
とすると
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(あ) | |
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(い) |
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(う) |
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(え) |
がなりたつ。これらに注意して
を下のように評価すれば良い。
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||
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と定義する。この時、
(解答)
(1) (S1), (S2) により、
が容易にわかる。 よって、
もし仮に
が
で連続であったとすると、
(連続性の定義の
として
を採用して、)
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(あ) |
(すなわち、
とおくと、
であることがわかる。 (この解答例では詳細は略するが、実際には確かめたほうが良い。) これは (あ) と矛盾するから、
(2) (S1), (S3) により、
が容易にわかる。 あとは、連続性の定義の
(解答の注意と補記)
(注意)
問題15.1 では、三角不等式の使い方が誤っている誤答例をよく見かけた。 ただしくなりたつのは
や
である。(なお、後者は前者の変数変換により容易に得られる。)
問題15.2 のポイントは、分母の評価である。 分母、分子ともに正の数の分数においては、 分母が小さくなるほど値が大きくなる。 したがって、解答例の(え)のような評価が必要である。
問題15.3 のグラフは教科書のP.18 にある。(ただし
の部分だけ)
この関数の
での値をどう定めようと決して連続にはなり得ない
というのが問題の意味。解答例では
として
を採用したが、もちろん他の値でも良い。ガウス記号を用いるのも良いし、
日本語で「○○より大きい整数」のように書いても良い。
(補記)
問題15.1, 15.2 は関数の連続性を問う問題である。
実際にはこれらの式の連続性を言うには、教科書の定理1.11 を
用いるほうがずっと易しい。
たとえば、問題15.1 の
の連続性を確かめるにはつぎのようにしてやればよい。