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次の補題にあたる内容が残ってしまっていた。
 の有限次ガロア拡大体
 の有限次ガロア拡大体  と、ガロア群
 と、ガロア群 
 の部分群
の部分群  が与えられたとする。このとき、
 が与えられたとする。このとき、
 に関する不変体
 に関する不変体  について、
について、
![$\displaystyle [L:L^H] =\vert H\vert
$](img7.png) 
が成り立つ。
以下ガロア対応の例を挙げよう。



 .
.
 
 の部分群は
 の部分群は  と
 と  の二つしかなく、それらに対応する
中間体はそれぞれ順に
 の二つしかなく、それらに対応する
中間体はそれぞれ順に  ,
,  である。
 である。



 .
.
 
 の部分群は
 の部分群は  と
 と  のほかに 3つある。
それらに対応する中間体は
 のほかに 3つある。
それらに対応する中間体は

 
   
 
   
 


![% latex2html id marker 932
$ (\sqrt[3]{11}, \omega), \quad K=$](img20.png)
 .
. 
 ).
).
 (3次の対称群)
   (3次の対称群)
 の部分群は
 の部分群は  と
 と  のほかに:
 のほかに:
 のもの 3つ。
 のもの 3つ。
 のもの 1つ。
 のもの 1つ。

![% latex2html id marker 950
$ (\sqrt[3]{11}),$](img25.png) 
   
![% latex2html id marker 952
$ (\sqrt[3]{11}\omega),$](img26.png) 
   
![% latex2html id marker 954
$ (\sqrt[3]{11} \omega^2)$](img27.png) .
.

 .
.

![% latex2html id marker 965
$ (\sqrt[4]{3}, \sqrt{-1})$](img29.png) の部分体を二つ以上挙げ、それぞれの
 の部分体を二つ以上挙げ、それぞれの 
 上の拡大次数を求めなさい。
 
上の拡大次数を求めなさい。