は
の定義を思い出しておこう。
逆関数の定理により、
は
の単調増加連続関数であることが
わかる。
数学では断らない限り対数の底としては
をとり、
自然対数を考えるのが普通である。
上の定理は
の
の挙動を記述するものだが、
のときの挙動も大事である。
を証明せよ。
を証明せよ。
前回、
が連続ならば
や
も連続であることを証明(復習)した。
このことは、つぎのようなことを使えば合成関数の連続性により 証明できてスッキリする。
問題12.1 解答。
任意の
に対して、
とおく。
(
の代わりに
を考えることによって、
が大きい時の心配をしなくて済む。)
とおく。
は
となるような整数である。
そうしておいて、
を
を満たすような任意の有理数としよう。
すなわち、
No.12 の講義中に述べたように、
他方で、
(二項定理のところは数学的帰納法の議論で置き換えても良い。) ゆえに、
(14.1), (14.2), (14.3) を組み合わせることにより、
すなわち、
がわかる。
ARRAY(0x8edbfa0)