第16回目: 試験。
解答
(1)
任意の正の数
(この式の分数の方の分母に現れる
(2)
任意の
(注: この不等号の左辺は正の数ばかりを足していることに注意。
当然、各項が大きいほど大きくなるので、
このことから
を
により定める。このとき、以下の問に答えなさい。
は 任意の
において連続であることを定義に従って示しなさい。
は
において一様連続であることを定義に従って示しなさい。
に対して、
とおく。
は
以上だから割り算は常に
実行できることにも注意しておく。)
なる任意の実数
に対して、
とおこう。
(ア)
と
(イ)
という2つの式が成り立つことに注意しながら以下のように計算する。
このことから
は
で連続であることが結論される。
に対して、
をみたすような任意の
に対して、
(1)と同様に
とおくと
をそれぞれ
に置き換えたほうが大きくなる。)
は
で一様連続であることが結論される。
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2011-08-03