第10回目の主題 :
である。また、任意の整数
上の例のように、
で定義する。
により定義する。
逆写像と同じ記号
を使っているけれども、
集合の逆像は
の逆写像が存在しない場合においても定義される
ということに
注意しておこう。
は(見かけによらず)集合論的には使いやすい。
つまり、
はさまざまな集合算と可換である。
問題 10.5 で見たように、
の像については逆像ほどなんでもアリというわけにはいかない。
詳しくは集合論の本を見ればよいが、
さしあたっては実例が現れた時にその都度考えるぐらいで
十分だろう。