今日のテーマ: ガロア対応
体
のガロア拡大
を考えると、
は
上のひとつの元だけで生成され
(系6.9), ガロア群
の元の個数は拡大次数
と
一致するのでした。(補題7.2,命題7.3の内容。命題8.5としてまとまっている。)
の有限次ガロア拡大
が与えられているとする。このとき、
ガロア群
の部分群
に対して、
と
の中間体であり、
これを
の固定体(もしくは
不変体)と呼ぶ。
の有限次ガロア拡大
が与えられているとする。このとき、
ガロア群
の部分群
に対して、
は
と
の中間体である。
.
の有限次ガロア拡大体
が与えられたとき、
の
部分群
と、
と
のあいだの中間体とは上の二つの補題にある対応で
一対一に対応する。
と
体
の有限次ガロア拡大体
が与えられたとき、
と
の
中間体は有限個しかない。


と

のあいだの中間体で、
とも
とも異なるものをひとつ挙げよ。
理由も書くこと。