今日のテーマ: ベクトル(2)
が一次従属であるとは、非自明な1次の関係式

が一次従属でない時、一次独立であるという。
の元
が
の基底であるとは、次の2つのことが成り立つときにいう。
の任意の元は
の
線型結合で書ける。
は
一次独立である。
個の元からなる基底が存在するようなベクトル空間を
次元ベクトル空間という。
次元ベクトル空間
をとろう。定義により
には
個の
元からなる基底
が存在する。
の元
は
と
書くことができる。
に数ベクトル
を対応させることで、
を具体的な空間

と同一視できる。
次元計量ベクトル空間
については、次のような基底が存在する。
(正規直交基底)
クロネッカーのデルタ
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基底
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基本ベクトル
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| 内積 |
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