「非可換空間」は abel 圏で作ることにする。
これは A. Rosenberg が [5]などで言っていることで、
遡れば Grothendieck がそのようなことを述べているらしい。
abel 圏
を、あたかもある「空間」上の準連接層のなす abel 圏で
あるかのように扱おうということである。
例えば、通常のスキームはその上の準連接層のなす abel 圏のデータから
復元できることが Rosenberg らの研究により知られている。
ここではそれほど深刻なことを言うつもりではなく、 とりあえず「入れ物」として abel 圏を確保して、 それから内装を充実させることにする。