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四則演算,他

まずは画面に「値」を表示させる仕方から.

     print 121
と打つと数値 121 を表示する. OK と出てるのは処理が正常に終了したことをあらわす. そのほかに print "Hello" とか
     print 121,299
とか
     print 121;299
とやってみること (区切りの記号として ,; を使ったときの 表示の違いを観察 ).

変数も自由に使える.

     m=24           (変数 m に値 24 を代入)
     print m
     m=m+6
     print m
     xyz=3.55
     print xyz
     print 2*xyz+m
     wa=0.0023: print wa: wa=wa+1: print wa
等号 = は「右辺 (一般には式) の値を評価 (計算)して左辺の変数に代 入する」という意味.「等しい」という意味ではないことに注意. 最後の例のように,複数の命令をコロン : で区切って並べることがで きる.UBASIC は先頭の命令から順に解釈・実行していく.

四則演算(加減乗除)は +,-,*,/ という記号を使う.

     print 1+2
     print 1/2
     print 1.0/2.0
     print (1+2)*10/5
など.なお括弧 ( ) は自由に使ってよい. 巾乗は
     print 1.2^5.2
     print (-1)^3
のように書く. そのほかに特殊なものとして, 整数の商と余りは
     print 17\5
     print 17@5

さまざまな組み込み関数 (最初から UBASIC の中で用意されている関数) が用 意されている.意味はわかるだろうから列記する:

     abs(x)             (絶対値)
     sqrt(x)            (平方根)
     int(x)             (x を越えない最大の整数; [x] のこと)
     sgn(x)             (x の符号;正,0,負に応じて 1,0,-1)
     max(x1,x2,x3,...)
     min(x1,x2,x3,...)

     sin(x), cos(x), tan(x)
     sinh(x), cosh(x)
     exp(x)
     log(x)
     atan(x)



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