インストールする(install)

clean, all ときて、あと頻繁に目にするターゲットと言えば、 install でしょう。実際、近頃のGNU のソフトウエアの多くは、 ソースを展開した後、

./configure
make
make install

でコンパイルからインストールまでしてしまいます。 (最初の ./configure はMakefile を使用しているコンピュータの 環境等に合わせてつくるためのシェルスクリプトです。)

プライベートなものをプライベートなディレクトリに 単においておきたい場合には、install ターゲットは あまり必要ないので、私のMakefile には、install ターゲットはありません。 (その代わりに、私のコンピュータからサーバにファイルを転送する 「rsync」というターゲットを作ったのですが、 これは場合に応じて記述が著しく異なる(しかもプライベートなことでもある) ので削除してあります。