基本的には、穴のまわりを「何回まわるか」、が
大事になります。
を
のガロア拡大、
をその整数環、
を
の
0 でない素イデアルとします。
の標数を
とおきます。
-
は体の同型である。
は
の
-進完備化
の同型を誘導する。
これを以下仮に
と書くことにする。
-
は
の中の
の整閉包であるから、
で保たれる。すなわち
は
の同型を誘導する。
これを以下仮に
と書くことにする。
- 不分岐の場合、
は
の商体
の自己同型を誘導する。
これを以下仮に
と書くことにする。
まとめると、
が与えられると、
の自己同型が与えられることになります。
この自己同型を
と書くことにします。(Artin 記号)