の有限次元表現では、(標数の如何にかかわらず) はともに 可逆で、したがって となる。これは矛盾だから、 には(標数の如何にかかわらず)有限次元表現は存在しない。
だけでなく、一般に、 および が定義される。( は無限生成の環なので、少し別格とも言えるが) いずれの環でも、正標数に一度戻るアプローチはあまり有効でない。
Cunts 環は、KK-理論と呼ばれる二変数(bivariant) -理論の構成に
有用な環 [1]なので、
このことは少し残念ではあるが、Weyl 環と Cuntz 環の性格の違いを考えると
やむを得ないとも言える。私見によれば両者は実多様体とカントール集合位に
違っている。