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: 実ベクトル空間でないものの例 : ベクトル空間の定義 : ベクトル空間の定義の勘どころ

実ベクトル空間の例:数ベクトル空間。

正の数 $ d$ に対して、

$\displaystyle V_d=
\left\{
\begin{pmatrix}
a_1 \\
a_2 \\
a_3\\
\vdots \\
\\
a_d \\
\end{pmatrix}; a_1,a_2,a_3,\dots a_d \in \mbox{${\mathbb{R}}$}
\right\}
$

は実ベクトル空間である。コーヒベクトル空間はこの例の $ d=4$ の場合と 見ることができるし、そのほかにもスキヤキベクトル空間、寄せ鍋ベクトル空間、 などなど、この例をもとにした「お伽話」はいくらでも工夫して作れそうである。 各自やってみるとよい。

実数の全体 $ \mbox{${\mathbb{R}}$}$ も、通常の和と実数倍によって、実ベクトル空間になっている ことに注意しておこう。これは ($ (x)$$ x$ とを同一視することによって、) 上の例の $ d=1$ の場合と見ることもできる。



平成15年1月30日