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行と列の区別の覚え方

どっちが行で、どっちが列か、というのを覚え切れてない人は、 つぎのような覚え方はどうだろうか。

「行」か「列」か区別できればよいのだから、「行」のほうを覚えることに 専念する。

大学ノート(もちろん数学用)を思い浮かべる。1行目、2行目、と言えば どこをさしているかは明確だろう。 行列でも、それを大学ノートに書いているところを思い浮かべれば、 1行目、2行目、というのがどこをさすのかは明確であると思う。 「行ベクトル」も同じ伝である。

余談だが、「転置行列」のことを「行列を『列行』にかえる」操作だと 言っていた私の友人がいた。なかなか面白い覚え方ではある。



平成15年1月30日