の根
の中から二つ
をとってきてその差
をつくり,
それをすべての組合せについて掛け合わせたもの
今の場合
の根の一つを
とおくと, あとの根はそのベキ乗で
あらわされますから,
これも, 上から読んでも下から読んでも同じ式(自己相反多項式)ですから,
前小節のやり方と同様にして, この多項式の根を求めることは
2次方程式と4次方程式を解くことに
帰着できます. 当時4次方程式の解き方は知られていましたから, これで
どうにかこうにか
が解けそうです。
ただし, これでは初等的には違いないけれども, 計算は大変です. ガウスはもっとずっと簡単な説明をもっていました.